ふわふわり…日々思いついたネタや小話を書(描)いていきます。
カテゴリー「小話」の記事一覧
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「芒種、芒種」
「・・・・・・?」
小満が芒種に声をかけます。
「おいしいもの、食べませんか?」
うふふ、と微笑む小満に芒種は首を傾げました。
小満は、にこにこと笑いながら小さな包みを芒種の前に差し出しました。
「なに?」
「おいしいものなんです」
小満は、リボンをするっと解くと、甘いにおいを漂わせるものを取り出しました。
芒種は、不思議そうな顔をして、それを見つめています。
「うふふ、いいにおいでしょう~?」
「甘い・・・・・・」
「クッキーといいうものらしいです!おいしいですよ」
小満は、クッキーを手に取ると口にほおばります。
さくさくという音がさらにおいしさを増しているよう・・・・・・。
芒種は、ごくっとつばを飲み込みました。
「はいっ」
小満は、芒種にクッキーを差し出します。
そのクッキーを受け取ると、芒種はまじまじと見つめてから、口に入れました。
サクサク
口の中に広がる甘さに、芒種は目を輝かせます。
「おい、しい・・・・・・」
「でしょう?人間のお友達にもらったんですよ」
「へぇ、人間・・・・・・」
「芒種も、一緒にこんど遊びに行きましょう!」
たくさんお菓子があるんです!!
小満が目を輝かせて言うので、芒種は首を縦に動かしました。
おしまい。
-*-*-*-*-*-*-
あとがき。。
本日、小満!ということで、小満のお話を書いてみました。
「・・・・・・?」
小満が芒種に声をかけます。
「おいしいもの、食べませんか?」
うふふ、と微笑む小満に芒種は首を傾げました。
小満は、にこにこと笑いながら小さな包みを芒種の前に差し出しました。
「なに?」
「おいしいものなんです」
小満は、リボンをするっと解くと、甘いにおいを漂わせるものを取り出しました。
芒種は、不思議そうな顔をして、それを見つめています。
「うふふ、いいにおいでしょう~?」
「甘い・・・・・・」
「クッキーといいうものらしいです!おいしいですよ」
小満は、クッキーを手に取ると口にほおばります。
さくさくという音がさらにおいしさを増しているよう・・・・・・。
芒種は、ごくっとつばを飲み込みました。
「はいっ」
小満は、芒種にクッキーを差し出します。
そのクッキーを受け取ると、芒種はまじまじと見つめてから、口に入れました。
サクサク
口の中に広がる甘さに、芒種は目を輝かせます。
「おい、しい・・・・・・」
「でしょう?人間のお友達にもらったんですよ」
「へぇ、人間・・・・・・」
「芒種も、一緒にこんど遊びに行きましょう!」
たくさんお菓子があるんです!!
小満が目を輝かせて言うので、芒種は首を縦に動かしました。
おしまい。
-*-*-*-*-*-*-
あとがき。。
本日、小満!ということで、小満のお話を書いてみました。
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そう願ってはいけませんか?
あなたを知りたい。
私は、あなたを…………
夢から醒めた。
手を延ばしていた。
影しか見えないあの人。
誰なのだろうか。
出会えるだろうか。
あの影に。
あなたを知りたいと願ってもいいですか?
あなたを知りたい。
私は、あなたを…………
夢から醒めた。
手を延ばしていた。
影しか見えないあの人。
誰なのだろうか。
出会えるだろうか。
あの影に。
あなたを知りたいと願ってもいいですか?
いつも一緒にいた女の子。
妹がいたらこんな感じなんだろうか。
でも、幼馴染であって、兄妹ではない。
「なに、むすっとした顔してるの?」
ひょいと視界に入る顔。
驚いて、大きな声を出した。
「…どーしたの?」
「あ、いや……考え事してただけだよ」
「ふーん?あ、小母さん呼んでるよ?」
首を傾げて、手を差し出す。
その手をとらずに、立ち上がる。
女の子は、スッと手を引っ込めた。
「行くから、大丈夫」
ぽむぽむと頭を撫でる。
女の子は、にっこりと笑ってうなづいた。
多分、妹だったらなかっただろう気持ちがここにはある。
お互いに。
でも、まだ言えない。
なんとなくから確信に変わるまでは。
まだまだ先は長そうだ。
妹がいたらこんな感じなんだろうか。
でも、幼馴染であって、兄妹ではない。
「なに、むすっとした顔してるの?」
ひょいと視界に入る顔。
驚いて、大きな声を出した。
「…どーしたの?」
「あ、いや……考え事してただけだよ」
「ふーん?あ、小母さん呼んでるよ?」
首を傾げて、手を差し出す。
その手をとらずに、立ち上がる。
女の子は、スッと手を引っ込めた。
「行くから、大丈夫」
ぽむぽむと頭を撫でる。
女の子は、にっこりと笑ってうなづいた。
多分、妹だったらなかっただろう気持ちがここにはある。
お互いに。
でも、まだ言えない。
なんとなくから確信に変わるまでは。
まだまだ先は長そうだ。
声を掛けられて、目を覚ます。
いつもと変わらない母の顔。
ごしごしと目をこすって起きる、私。
「…はよ……」
「朝ごはん、できてるよー」
「ふぁい……」
未だに目をこすっている私に、母は笑った。
「お父さんそっくり」
ちらりと目に入る写真立て。
父は早くに亡くなった。
けど、さみしくなんてない。
母がそばにいるから。
いつもと変わらない母の顔。
ごしごしと目をこすって起きる、私。
「…はよ……」
「朝ごはん、できてるよー」
「ふぁい……」
未だに目をこすっている私に、母は笑った。
「お父さんそっくり」
ちらりと目に入る写真立て。
父は早くに亡くなった。
けど、さみしくなんてない。
母がそばにいるから。
嫌いなんだ……。
ぽつりとつぶやいた言葉は、雑踏に消えた。
目の前からするりと消えた。
自分が手にしていたもの、全て……。
「こらー、またそんな顔して」
のぞきこんでくる顔。
「お~い、アンタ生きてる?」
かけられる声。
聞こえているけど、聞きたくない。
もう、ここにはいない、君の声なんて……。
ぽつりとつぶやいた言葉は、雑踏に消えた。
目の前からするりと消えた。
自分が手にしていたもの、全て……。
「こらー、またそんな顔して」
のぞきこんでくる顔。
「お~い、アンタ生きてる?」
かけられる声。
聞こえているけど、聞きたくない。
もう、ここにはいない、君の声なんて……。